何も予定がない日曜日の昼下がりは、
代官山まで足を延ばして、Eau Cafeのドアを開けましょう。
緑がいっぱいの窓辺の席に腰を下ろして、
エスプレッソを淹れてもらいます。
持ってきた文庫本を指でなぞりながら、
外を走る東横線に目をやりながら、
思いにふけるのもよいものです。
店内に流れるBGMは、
ジャズ、ボッサ、シャンソン、シンガーソングライター…
すべての曲目を知りたくなってしまいます。
ジョアン・ジルベルトの「ブラジルの水彩画」から、
フランソワーズ・アルディの「青春は去っていく」へと続く、
その瞬間のきらめきに、きっと満ち足りた気持ちになるでしょう。
もし店員さんと仲良しなら、
「あのレコードをかけてほしい」と、
ワガママを言ってみてもよいかもしれません。
「モンタージュ・フロム・ハウ・スウィート・イット・イズ」
苦いエスプレッソが、
ビター・スウィートになる瞬間です。
株式会社ベルベット・イースター
代表取締役CEO 菅原悠永